保育士で働いていると気が付くのが、茶髪など髪の色が明るかったりしますよね。

実は保育士の仕事は髪型が割と自由ですが、その理由とはいったい何でしょうか。

茶髪、ロングヘアーで大丈夫なの?

髪型にはこだわりがある

保育士になるにあたって、茶髪やロングヘアーがダメという規定はほとんどの園でありません。

アニメなんかを見てもそうですが、主役の女の子のキャラクターの髪の色って、意外と真っ黒よりも明るめの髪色が多かったりもしますよね。

漆黒の重たいロングヘアーより、少し明るくしておいたほうがむしろ子供たちにとっては親しみがわきやすいかもしれません。

ただし長い髪は後ろで結ぶなど、勤務中には身だしなみに気を付けています。

万が一子供が引っ張ってしまっても痛いし、何よりも衛生的にも良くありません。

それに、給食に髪の毛が入っていたら誰だっていやですよね。

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保育士にはできないオシャレもある

おしゃれしたい保育士

比較的自由のきく保育士の髪型ですが、逆に制限されるオシャレもあります。

  • ネイルアート
  • 濃い化粧
  • ピアス

これらのオシャレは勤務中はご法度です。

その理由は衛生上の観点から子供たちを感染症から守るために、保育士はできるだけ清潔にしていないといけません。

長く伸びた爪は当然、爪の間に垢が溜まって不潔だし、それに危険です。

ストーンやデコも、万が一取れて給食に入ってしまったら大変、それだけでクレームの原因になってしまいます。

濃い化粧にしても、抱っこの必要な小さい子供の場合は顔を触ったりします。

ファンデーションとかチークには汚れがたくさんついてるから、子供が触るのは良くないですね。

ピアスにいたっては、これも抱っこしたときに面白がって引っ張る子がいます。

どういうわけか、子供ってキラキラしたものに目が行くようなので危ないです。

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もちろん茶髪にも限度あり!

保育士は好きな髪形ができない

明るい髪色が親しみやすいとはいえ、金髪やピンクなどあまりに派手すぎるのは、やはり禁止している保育園はまだあります。

また坊主刈りなど個性的すぎる髪型だと怖がられる場合もあります。

いくら髪型髪色自由とは言え、やはり子供たちの目線を第一に考えるのが私たちの仕事でもありますからね。

仏教系など独自の教育観の強い園では未だに茶髪禁止というのもあるようなので、希望する場合は事前に確認しましょう。

保育園の髪型、髪色が自由なのは子供の目線に対する配慮の意味合いも少しあります。

しかし最低限の衛生には当然気を遣っていますし、常識の範囲内にはとどめています。