最近では男性の保育士を積極的に採用する動きが、どこの保育園でも出ています。男性保育士さんの良いところについて、現場目線で感じたことについて記していきたいと思います。
男性保育士が人気者の理由とは?
男性の保育士さんは一昔前ではほとんどいなかった、またはいてもすごく少数派でした。
しかしジェンダーフリーな流れの今では、男性だからという理由で保育士になれないなんてことは100%ありません。
また男の先生は子供たちからとても人気があり、ママたちからも評判がいいです。
その理由ベスト3はこんな感じです。
- 体を使ったダイナミックな遊びができる
- 女性の先生みたいにヒステリックにならない
- 盛り上げるのが上手
さらに働く立場としても、男性の同僚がいると助かることがとても多いですが、他にもちょっと意外な理由があるのです。
男性保育士は力仕事ができる
どこの世界でも、力仕事は男性が引き受けてくれるという雰囲気って何となくありますよね。
保育園の仕事ではそのパワーを特に発揮してくれてとても助かります。
保育士の日常の仕事の中には、時に重いものを持ったりするなどかなり体力勝負な部分があります。
年齢の小さいクラスになるとまだまだ抱っこすることも少なくないし、給食やお昼寝布団の用意などもする、まるで老舗旅館の仲居さんみたいです。
運動会やお遊戯会など行事が近づいたころには、その傾向はさらに強くなります。
そのためか、保育士の中には腰痛を患う人も少なくありません。
でも一定の人員は確保しないと回らないため、時には多少無理をして仕事をしている先生もいます。
そんな時、力仕事をしてくれる男性の先生はありがたい存在です。
女性を気遣ってくれる優しさがある
また男性の先生は自然とこちらのことを気遣ってくれます。
自ら重いものを運んでくれたり、やんちゃな男の子の遊び相手になってくれたり、頼もしい同僚にもなります。
これは少しびっくりする話ですが、男性の先生は生理がないので精神的にも安定しています。
生理のときは体調が落ちていたり気分的にもイライラしやすかったり、個人差はあれども女性なら誰でも経験がありますね。
そういう部分がない男性の先生はいつも同じように接することができるので、ある意味安心します。
優しく頼もしく、そして力持ちの男性保育士。
職業の性差がなくなりつつあるこれからの時代、とても期待できる存在になりそうです。
少子高齢化で労働人口が減っていくこれからは、その割合はどんどん増えてくるかもしれませんね。